■おじさんになってくると若い頃は平気だった気候条件もだんだんと厳しくなってきますよね。僕が乗っているバイクはすっきりとしたハンドル周りなのでスマホホルダーも付けたくないですしグリップヒーターの配線の取り回しなどあまりしたくないのです。
冬は仕方ありませんが
- 春になったら元に戻せる
- あまり出費したくない
というのが条件となり巻き付けるタイプ一択となしました。
購入したグリップヒーター
■Amazonにも同じ商品があったのですがAliexpressで同じ物があったのでそちらで購入しました。到着に時間がかかっても良い人ならAliexpressでの購入をお勧めします。
良い所
■巻き付けるだけなので装着は簡単です。アクセルを捻った時にケーブルの引っ掛かりは干渉が無い位置を探せば問題無いです。クラッチ側はあまり気にすることが無いかもしれません。ケーブルの取り回しにも寄りますが左右にフルステアして確認しておくと安心かも
温度調整機能
■温度調整の仕組みが知りたいのでLED照明に繋いでみましたところ、
- HIGH / 高:常時光りっぱなし
- MIDDLE / 中:点滅
- LOW / 低:点滅間隔が長い
というように電流を制御するのではなくオンオフの間隔を調整して温度調整している事に気付きました。電気の分配箇所によっては電装の明るさに変化が出るかもしれません。旧車だとあり得るかも。
モバイルバッテリーで給電できる
■モバイルバッテリーをタンクに付けて給電することも可能です。使い古したモバイルバッテリーでは長時間期待できません。使用したのは以下の通り。
悪い所
■悪い所と書いていますが使えない訳ではありません。気になる所とでも言いましょうか。
- ベルクロの接着が弱い:手の平で常に押し当てて使っています。配線の取り回しは問題無いのです
- 太くなる:当たり前ですがグリップは太くなります
- ヒーターが滑る:バイク側のアクセルグリップの質感に左右されます。RZのグリップはサラッとしたグリップなのでアクセルを捻るとグリップヒーターが滑るのです。ハイスロでは無く、ロースロになってしまいます。
- 全体が温くない:ヒーターの入っている部分が限られるので全体がグリップ全体が温まりません。
- 移設がめんどくさい:簡単に取り外して他の車両と共用する予定でしたが綺麗に配線まとめると億劫になってしまいます。
- エンジンをかけてからオンにする:セルを回すと灯火類の電気が遮断される仕様だったりすると走り出したらオフのままだったなんてことも。
ざっと書き出しましたがこんなもんかな、、、バイクはシビアな操作が求められる乗り物なのでハンドル周りのカスタムは慎重にした方が良いと思います。
まとめ
■気に入らない所を工夫してまで乗るのなら初めからちゃんとした物を装着した方が良いと思います。お気に入りのグリップは装着できなくなるのでトレードオフになりますね。
個人的に点数つけるなら50点ですね。デメリットを理解した上で購入し、自分なりに工夫して使いやすくするなどしないと毎日の利用にはちと厳しいです。
あくまで冬場の調子維持の為に動かす程度の使い方が良いのかなと思います。塩カルだらけの山道を、凍結におびえながら走る事なんてまぁありませんから。都会をぶらぶらですよね。
最後に。。毎日の通勤で使う予定の人は
やめとけ!
ですね。
↓↓↓巻き付けタイプでもなかなかの値段でしょ?
個人的なお勧めグリップヒーター
■フリーウェイに取り付けましたがこれがお勧めです。安いし温いです。
アクセル側がなかなか入らなくてかなり大変でした。挿しこむ事も戻る事も出来なくなり途方にくれましたがパーツクリーナーで滑らせて何とかなりました。左手側も取り付けはキツメですが馴染んだら動くようになってしまいました。グリップボンド必須です。
■ハンドル周りがスイッチだらけになるのが嫌な人にはスイッチ一体型タイプもありますので次の冬に交換してみては?ちょっと高いけど、、、
この商品に関しては調子維持などの簡易的な使い方以外ではお勧めできないかも。