■恐らく各部パーツを見る限りかなりの加走行車両、そしてMF03最初期のご高齢のフリーウェイを自走で阿蘇までタンデムツーリングに向かうべくメンテナンスすることに。
※エアクリーナー、エアエレメント、エアフィルター、エアなのか?エアーなのか?呼び方が6種類もあるエアフィルターを交換していきます
Contents
エアフィルター交換
購入した商品
■今回使うのは純正の17211-KAB-003では無くプレコミモーターさんで購入していたストック品です。現在取り扱いしていないみたいです。
純正品:17211KAB003
17211KAB003 エレメント エアークリーナー 17211KAB003 1個 ホンダ 【通販モノタロウ】
社外品
■純正品番検索で出てくるエアフィルターは11点程ありますが、、値段が高いです。プライムの商品も無いですしBruce & Sharkを買うのが一番かな。。。
アリエクスプレスで探す
■値段は記載していますが変動があります。到着まで待てるなら最安値ですね。アリエクの検索結果はポンコツなので検索ワードをとっかえひっかえして、気になった商品はとりあえずカートに入れておくと後で楽です。。
オートバイ吸気フィルター用サンドキング 250 CH 250 CH250
¥1180+¥170(送料)
エアーフィルター交換手順
■テール部分のプッシュリベットを外してセンターカウルを外します。専用工具があると楽なのですが僕は交換前提なので切ったりして外します。外してる最中に砕け散ったりもしますけど。
一度も交換してない人は交換した方が良いかもね。たまにオークションで見かけるフリーウェイにセンターカウルが付いて無いことがありますが経年変化で外れたのだと思います。
■取り外すとこのような感じでナンバー灯が出てきます。テール球などの交換もここから行います。
サイドカウルの赤丸のタッピングビスを外します
- プッシュリベット:90683GR1003
- タッピングビス:9390344380、9390324380
■マットをめくって プッシュリベット×3 タッピングビス×1 を外します。
矢印部分には穴はありますがプッシュリベットが入る下穴がありません。パーツリストもそうなっていますのでご安心を。
- プッシュリベット:90683GR1003
- ボルト用ナット:66871611000
■後ろ側がカギ状になっているので後方へスライドすると外れます。
■過去のオーナーがケースに加工(カット)していますが同じ物です。5本のボルトで固定されており、長さは全て同じになります。
- タッピングビス:9390325580
■メインの吸入口は上向きでサイドカバーの中に隠れているので水などを吸い込まない様になってます。左側にも吸入口らしきものがありますが、裏面を見ると
■このような形になっており少々複雑です。ケース内の内圧調整?吹き返しの対策?などと思われますが、何の為にある機構か判らないので割愛。
ケース本体側にもブリーザーがいるのであまり仕事はしてないと思うのですがどうなんでしょう?
※ヤフオク!などで中古のケースを見ましたがどれもこれも矢印部分が浮いていて本来の仕事をしていないかもしれませんね。
■交換予定のエアフィルターはこの様な感じでした。ちょっとオイリーな気がします。吹き返しのオイルがついたところにゴミが引っ付いて目立つのかもしれません。
■ケース内にオイルの跡があるので少々吹き返しているようです。事実オイル漏れをしている時期があったので減る事を想定してオイルを多めに補充していた時期の弊害かなと思っています。
- 右下に見えるブリーザーのキャップを外して油分の混じった水を排出、
- 樹脂系に使えるパーツクリーナーで洗浄して
あとは逆手順で組み戻して終了となります。
吹き返しの対処
■このフリーウェイは添加剤を使うまで地面にオイルが垂れていましたが今は止まっています。
オイルが漏れる → オイルを多めに入れる → オイルの吹き返しが増える
と悪循環を繰り返すので添加剤の使用をお勧めします。バルブやピストンクリアランスも加走行で増えていると仕方のない事なので、腰上をOHしてまで乗らないのなら使ってみてください。
多めに入れたオイルは熱で体積が増えて内圧が上がり、ブローバイ増、吹き返し、オイルシール抜け、パワーダウンなど、ろくなことが無いのです。
※因みに他の製品ならPITWORK NC81なども評判は良いみたいです。
まとめ
■交換は簡単なのですがプッシュリベットなど再利用できない物が多いので少し多めに購入しておくことをお勧めします。
ボルトが最初から入って無かった、ボルト用ナットが行方不明などありますので
予備を持っておくと気が楽ですよ。
ではまた!