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BUELLカタログコレクションの紹介
■2000年を振り返るとWindows2000(Meも)発売、2000年問題、シドニーオリンピック開幕、プレイステーション2の発売などなどいろありましたね。
BUELLもミレニアム記念として世界800台限定のX1(日本は100台)ミレニアムエディションを発売していました。購入者にプレゼントされたは銀色の革ジャンが今もどこかの洋服箪笥に眠っているのでしょうか??
そしてBUELLのラインナップですが2000年も1999年と変わらずX1・M2・S3となっています。
カタログの著作権はメーカーに帰属します。掲載に問題がある場合は直ちに削除しますので、問い合わせフォームより連絡をお願いします。
BUELL 2000 カタログ
■横開きの見開きになっています。ミレニアム感を演出なのか大きく書かれた数字が印象的。地味なカラーリングなので派手さの無い表紙に感じます。
■『The man,who rides a Buell.』とあるのですが『その男、ビューエルに乗る。』はこの文言から来ているんですね。US版のカタログも見てみたいですね。
CYCLONE M2
『チャンスは突然やってくる。』『その男、サイクロンに乗る。』
■最初のページで『チャンスが突然やって来る』って何のこっちゃ??と思ったのですが、ページをめくると答えがありました。
1999年では¥1,353,000(税別)でしたが2000年では¥1,198,000(税別)と価格が改定されていたんですね。なんと15万も安くなってたんですね。
これはまさにカタログ通りのサイクロンチャンスですなぁ。。。
変更点
- ステンレスヘッダーに変更
- ヒートシールドが大きくなった
- 荷かけフックがシート下に装備される
- ディスクローターの変更(フローティングピンが9個のタイプ・Y2K)
- レッドスナップがラインナップから消えカーボンブラック・ブルーストリーク・リアクターイエロー・モルテンオレンジの全4色となる
LIGHTING X1
『ふらりと店に寄った男を、私は今日も待ってるの。』『その男、ライトニングに乗る。』
■相変わらずBUELLポエム(でええよね?)は続くのですが『キリン』や『探偵 神宮寺三郎』のようなハードボイルドを演出してるのでしょうか?
根底にバイク(BUELL)に乗ると女にモテるみたいな構図が読み取れます。XBのオフィシャルビデオでもカフェに座る女子がBUELL見てましたけど実際そんな事はまず無いわけで。。
撮影場所は神奈川
写真にはオシャレなお店の前で撮影されていますが横浜本牧にあるアメリカンダイナー『BOOGIE CAFE ブギーカフェ』ですね。米軍のベースがあった場所なのでアメリカンな雰囲気にピッタリですね。
■ストリートビューを見たのですがもっと都会的な場所か、海岸線の様な所などにお店があると勝手に勘違いしてました😅マンションもちらほらあるので訪問するなら大きな音のバイクは控えめな運転が良さそうですね🙄
変更点
- タンクカバーに開口部が無くなりました。
- テールセクションの処理の変更(クリアー塗装だったような、、)
- ディスクローターの変更
- ヘルメットホルダーのフックがシートレールに付いている(ワイヤー付属)
- カラーはオニキスアロイの代わりにブルーストリークが採用されカーボンブラック・レッドスナップ・リアクターイエローの全4色
THUNDERBOLT S3
『旅はいつもエキサイティングさ、と彼は笑った。』『その男、サンダーボルトに乗る。』
■エキサイティングというワードを前面に押し出しているS3は渋い大人の乗り物というオーラが出ています。ほぼX1と同スペックですがキャスター角違うのですね。+1.5度寝ています。
変更点
- オプションのハイツーリングバーハンドルが標準装備
- ライダー側は自動式格納式ステップに変更(単なる可倒式だと思われる。足つき軽減も兼ねますし。)
- カラーはオニキスアロイの代わりにアマゾングリーンが採用されカーボンブラック・デーモンブルー・ビレットメタリックの全4色
その他のページ
■残りのページはこのような感じに構成されております。正規ディーラー一覧や裏表紙は割愛です。
- BUELL哲学
- BUELLの歴史
- BUELL RACINGの活動と成績
- BUELL CONCEPT / MECHANISM
コンセプトとメカニズムの章では設計思想からくる搭載された技術についての解説が記載されています、正にEVOの特徴そのものだといえるのではないでしょうか?
気になったところ
■サイクロンチャンスも気になりますが、、
広報車なのにチリが合ってないないX1
ステップが折りたたまれた状態で撮影されたX1
ただのバネ入り可倒式ですよね?
M2 Cyclone|Buellの系譜さんに載っている画像でもM2のステップが折りたたまれているのを発見したのですが、可倒式をアピールしているのでしょうか?アピールする程の事では無いような気がするのでちょっと不思議です。
最後に
■そしてBUELLのキャチコピーといえば『その男』シリーズですが英文が元になっている事に驚きました😁
カタログはコレクションをしているだけでじっくり見たのは今回が初めてみたいなものです。いろいろ発見があるものですね。
■2001年のカタログはグッドデザイン賞を取った翌年のカタログになり、EPサイズの大きさでBUELLとイラストとのコラージュ(だと思う)になっており今までの武骨でマッチョなイメージとは少し違うアピールになっています。
わたせせいぞう・鈴木英人・永井博(敬称略)などの作風に似せてる感じでさわやかなんですよねぇ。。
ではまた!