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無いと仕事にならない150mmの直尺
■150mmの直尺(物差し)は機械関係の仕事に従事している人なら必ず袖、胸ポケット、カラビナでぶらぶらさせたりと必ず持っているアイテム。
その直尺の裏側に書かれている表を活用することはあまり無いのですがBUELL乗りなら少しは関係あるかもしれませんよ!
150mmの直尺の使われ方
■このステンレスの直尺は測定の使い方以外にも色々な使い方をされている光景を見ます(もちろんメーカーは推奨していないでしょう)
- スクレーパーとして使う(ステッカー剥がし、糊なども)
- シーラーやグリスの取り出し、ならしなどヘラとして使う
- バリや面を取る(カッターでは切れすぎる、食い込む時)
- 削り取る(カッターでは切れすぎる時)
- 端面に当てて原点を出す(もう1つの直尺を当てる)
- 段ボールやパッケージの開封に使う
- 差しの裏の表を見る
などなど専門の道具を使うより物差し一本で事足りる事もしばしば。シール剥がしは物差しの方が素材によっては使いやすかったりします。
他にはハイパーオリンピックで使ったりと、、、知らん人には何のこっちゃ?ですね😁
裏面にはインチ換算表が載っています
■一番メジャーだと思われるペンギンのマークで御馴染みの〈シンワ測定株式会社〉の直尺で見ていきたいと思います。
手持ちの300mmと600mmの直尺と見比べましたが裏面に書いてある事は長さに関係なく同じでした。
インチのミリ換算表
■最初に書かれているのはインチをミリに換算している表ですね。1インチから6インチまでのミリ換算した表と、1インチを4/8/16/32で割った表が載っています。
インチ表記は全て32割(64割もあるけど)で書いてあれば大きさのイメージも付くのですが分子と分母が割り切れると表記が変わるのでややこしいです。
表を見ると分かりますが1/2は16/32ですし7/16は14/32という事になるので右の列から数字が抜けていると思います。
インチは慣れるまでサイズのイメージがとても分かりにくく頭の中で掛け算ばかりすることになるので直尺の一覧表は便利ですね。
※ですが実際使う局面は稀であります😅
インチのヘックスレンチ
■BUELLのメンテに使っているボンダスのレンチを見ると1/16、5/64、3/32、7/64、1/8、9/64、5/32、3/16、7/32、1/4、5/16インチとなっていてとてもじゃ無いですが覚えきれません。
なぜ大きい単位を分割したのか謎で仕方が無いです。。。。
タップドリル:ミリサイズの下穴径一覧(ドリル径)
■良く使うのはメートル並目ネジの下穴径一覧です。良く加工をするボルト穴は覚えてるのですがM14以上になるとあまり使わないので最初から覚えて無かったりします。
下穴が細いとタップが折れますので記憶に自信が無ければ再確認。
切れ味が落ちたM4以下のタップは無理せず早めの処分がお勧めです。出張先で追加工している時に折ったらこの世から消えたくなります。。。
タップドリル:インチサイズの下穴径一覧(ドリル径)
■ウィットワース(イギリス規格)とユニファイ並目(アメリカ規格)の下穴径(ドリル径)一覧です。
個人的に新規でインチのタップを立てる事はこの先あるのか?と問われるとこの先全く無いような気がします😅バイクだとヘリサート、リコイルで済みますし、もしくはミリ変換しますもんね。
どのような職種の人に向けて載せているのか気になります。古い産業機械のレストアなど専門的な職種の方なのでしょうか??
最後に
■直尺は用途も広く便利なのでマストアイテムです。現場で無くしたりするので何本か持っていないと不安になるんですよね。
バイクのメンテナンスではあまり出番が無いですが持っていて損はないと思いますよ。
それではまた!