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大気開放ダメ絶対!(あかん)
■走るたびに少しだけオイルで汚れる場所がエアクリーナーの周りにあったので『原因はエアクリーナーしかない!』と分解してみると大気開放仕様でした。😭
■エアクリーナーの種類によっては大気開放のまま取り付ける改造パーツがあったりしますので僕が装着している🔽エアクリーナー🔽の紹介から加工まで今回は書いていこうと思います。
暫定的に付けていた物と乳化したオイル
■とりあえずどの程度ブローバイが出ているのか確認したくて簡易で付けたプラのケースにフューエルホースを2本突っ込んでいたのですが、いうほど街乗りでブローバイ溜ることは無かったんです。
■僕は距離ガバではないので『まぁ大丈夫だろう』高を括ってそのうちちゃんとしたキャッチタンクを付けようと放置した結果がこれであります。。。
■前回の往復1000キロのGYRO Buell MTGにてヘッドのガスケット抜けたのかと思うくらいにオイルが出まくりフロントシリンダーはベタベタのギトギトとなりました。
■あれほど噴出したのに結構な量が溜っております。乳化したオイルを見るとこんな代物がエアクリーナーに戻ってエンジンで燃やしていると思うと少し抵抗ありますね。。。。
キャッチタンク取り付け加工手順
■加工手順は
- ホースニップルを取り付け
- エアクリーナーを取り付け
- キャッチタンクまで配管する
- 取り付けとブリーザーホースを解放
■とりあえず装着しているエアクリーナーなるものはRSDのフェイク(パチモン)ですが機能的には全く本物と変わらないと思います。固定ボルトの種類が違ったりアルマイトの質が悪かったりなどはあるかもしれませんが性能うんぬんのパーツではありませんので。
★実際エアーはクリーンになってませんから!
ファンネルと同等の性能であります。黄砂の季節は乗りたくない。。
■さすがにこのままでは雨や埃が入りますのでフィルターなどすっぽり被せたりもしてはいます。
①ホースニップルを取り付け
■ブローバイの排出の穴は開いていますが取り出し口なんてものはありませんから上記のニップルで取り出します。もちろんタップなんて切ってませんし下穴を5.0mmに拡大してM6のタップを立てます。ネジロックを塗ってニップルの取り付けは終了。
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■基本的にあまり流通している商品では無いかもしれないです。負圧の取り出し用のニップルなどもありますがネジ部も長く、値段も高く僕が求めている商品とは違いました。
②エアクリーナーを取り付け
■エアクリーナーを取り付けるボルトは中空になっていますのでバリが出ていたりします。今後のトラブルに備えて取っておきましょう。
- 矢印の部分に中空ボルト×2で取り付け
- ●赤丸部分からブローバイガスが出ます。そして樽型カラーのニップルへ出て行きます
- 断面図:カラーの内径はボルトより大きくクリアランスがあるので穴を塞がないように取り付けしないとエンジンの内圧が上がり故障に繋がります。
③キャッチタンクまで配管する
■Y型のジョイントで出来るだけ目に付かないようにカーボンのタンクサイドカバーの裏側に入れ込みタンクカバーの後ろまで引き込みます。
■上に隠した時点でホース径をサイズアップしています。抜けるほどの圧は掛からないので適当です。
④取り付けとブリーホースを解放
■フレームにゴムシートを巻き、ホースバンドでキャッチタンクを取り付けました。ブリーザーのグレーのホースもプライマリーのブリーザーホースと一緒に一度上に持っていきバイクの左下まで引き込んでいます。これで完成です。
使ってみた感想など
■購入したキャッチタンクは本来立てて使うのですが寝かせて使っても問題はありませんでした。タンク部分はネジ込みですがフレームに巻いたゴムが接触しているので緩むこともないです。
■エンジンを止める時にブローバイガスフィルターを見ると煙が出ている時があります。しかしオイルでべたべたにはなっていません。
■本来エアクリーナーに戻す配管がブリーザーにしてあるのでそちらに逃げているのかと疑いましたが、特にホースの先がオイルで濡れている事も無くこちらからは出ていないようです。問題無し。
■200km走った時点でキャッチタンクの中身を確認しましたが乳化したオイルだけでなく倍量の水が入っていました。機能はしているようです。
まとめ
■今回はⅯ6ニップルの内径が4mmでホース径が細く、出来るだけ取り回しを近くすることにこだわった作業した為、取り付け位置がバッテリー横になりましたが本来はこちらの商品をお勧めします。
■キャッチタンクのニップルはテーパーネジっぽいのでホームセンターでお好みの径にすることが可能だと思います。(ここ大事)
中華も良いですがこだわって綺麗に仕上げる方が個人的にはおすすめです。
■出来れば目立たない様にに最初に付けた位置に三角形▽のキャッチタンクを取り付けたいのですが、そんなフレームに沿った形のパーツは無いので作るしかないのですよねぇ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!