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重い腰を上げてリペアすることに
■少し前にツーリングレポートからスリップオンサイレンサーの話になりまして、放置気味のAELLAのチタンサイレンサーのリペアに着手という事に今回はなっています。
まずは中身の方をご覧ください。
■🔽下記のブログ🔽でも触れていますが後ろ側だけにパンチングパイプが挿さる仕様です。ウールが吹き飛ばされて無なるとパンチングパイプが暴れますので対策をしてステンメッシュを巻き付けることにしました。
リペア作業をする
■一連の作業ですが内容をざっと言うと以下の順になります。
- リベットを外す(済)
- 液体パッキンの付いたエンドを外す(済)
- パンチングパイプを加工する
- ステンレスウール・グラスウールを巻く
- ワイヤリングした中身をセットしリベットを打つ
■作業内容は難しくは無いのですが、リベットを外すドリルにキリ、リベッターなど沢山余るポップリベットなど道具がいろいろ必要なのでそこだけが難点です。。。。
パンチングパイプを加工する
■ステンレスのワイヤーで縫うようにしてからぐるぐる巻きにして固縛しています。それほど厚みのあるワイヤーメッシュでは無いので剛性感がありません。この状態に進んだら残るは④と⑤の工程のみ。。
ステンレスウール・グラスウールを巻く
■グラスウールを長持ちさせる為(飛散防止)にステンレスウールを巻いていきます。とても巻きやすくお互いが引っ付き合うので特に固縛も必要ありません。写真で110cm×2m巻いてます。
■困ったことにオーバルマフラーなので横方向に少しだけボリュームをもたす必要があります。切った貼ったしてサイドにカットしたものをプラスし、2周巻きました。
■輪ゴムで仮止めし。写真の状態(1週目)でワイヤーを巻き、2周目の外側はワイヤリング無しでそのまま被せて押し込んでいくことにしました。しかしオーバルというだけでどうにもやりにくい!グラスウールは1パック全部使ってます。
ワイヤリングした中身をセットしリベットを打つ
■少し出てしまった分も押し込みました。奥まで外に巻いてあるウールが届くように工夫はしてください。あまりにも詰めすぎて空間が無いと消音の妨げになりますのでご注意を。排気がウールの隙間に入ることが出来なくなりストレートに排気されてしまいますので音質にも変化が出ます。綺麗に入れたいところですがまぁ良しとしましょう。
■最後にエンド部分を挿しこみますが、リベット穴はエンドバンドの位置で現合で明けられており非常にタイトです。なのでリベットを打つ前に全ての穴位置を出して全てにポップリベットを挿し込んでから作業しないと穴を拡大する羽目になります。
■平行ピンポンチを挿したり、ラバーハンマーで響かせながら穴位置を決めたりと少し難しかったです。もともとシール剤で引っ付いていましたがエンドを外すのに苦労したので今回は排気漏れの処理はしてません!ってか必要なんかな?精度が良いのでクリアランス全然ない感じ
■リベッターはこれを使いました。引きシロの調整機能つきです。
■明いている穴は5.0mmなのでリベットは4.8mmになります本来はステンレスフランジのリベットなので今回購入したリベッターでは打てません。ですので今回はアルミフランジのリベットを打ちました。
■中はこんな感じ。拡大するとわかりますがパンチングパイプと突合せになってるのが見えると思います。外側に付けたステンメッシュがブレを防止してくれると良いのですが。。。
最後に軽量
■なんと1.2kgです。軽いですね。ノーマルは確か6kg越えでしたから車検の時でも付けたいとは思いませぬな。僕の場合ノーマルを付ける為にヘッダーも交換になりますしサイレンサー(魚雷)持ち上げるのがダルすぎる。
■魚雷がダントツ重いのですが比較するとこんな感じ。
- ノーマル … 6kg~
- チタン … 1.2kg
- ステンレス(汎用) … 1.45kg
- VANCE管
サイレンサーのみ … 1.5kg
ジョイント含めて … 2kg
ブラケット含めて … 2.35kg
車検に通るのか?
■えーー補足ですが僕のX1はマフラー、ヘッドライト、バックミラー、前だけのフラッシャー、ブローバイ、テールランプ、ハンドル幅、全てカスタムの状態で通過しております。ご参考までに。。。構造変更は一人乗りにしただけですね。
まとめ
■さぎょ内容は大したこと無いので道具と部品を揃えましょう
- 今回購入したグラスウールは厚くて安くて良い商品でした。色々調べたけど小さくて高い値段の多すぎです。
- ステンレスウールは60mm幅や110幅があるので注意を
- カスタムが好きな人はナッターも使えるリベッターでステンレスもサイズの大きい物までこなせる商品の方が良いかもしれない。
- リベッターはアタッチメントのサイズを間違えるとシャフトが抜けなくなるので注意!
●よろしければ参考にしてください!最後まで読んで頂きありがとうございました!