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ニュートラルランプが点かない
■フレームを塗り終わってエンジンを載せて足回りが付いてくるとハーネスの出番ですね。ですがイグニッションをオンにしてもニュートラルランプが点きません。原因を探るとヒューズボックスだと判明。中を開けて状態を見たいと思います。
ヒューズボックスの状態
■ヒューズボックスの場所はタンクの下で真ん中付近左側にあります。といいますか思いっきりFUSEとボックスに書いてるので誰でもわかります😁
矢印←の部分が今回の不具合のニュートラルランプのヒューズです。ヘッドライトは平型に変更されており直に刺さっています、メインは外側に管ヒューズで移設されています。
僕が変更したわけではなく廃車寸前のボロを5万で手に入れた時からこうなってました。
アンペア | 使用箇所 |
---|---|
5A | YPVS |
15A | SIGNAL |
15A | HEAD |
20A | MAIN |
曲げたら折れた(旧車あるある)
■上から2番目のSIGNALの接点が悪いのでヒューズを磨き戻しましたがいまいち良くなりません。管ヒューズを掴む力が弱い様なのでので曲げようとしたらポロっと接点が折れました。
あーー『過去にも同じことが起きて対処してきたからこうなったのか!』と理解ができました。
似た様なヒューズホルダーはありますけどもボックスにセットできるような端子も見つけられないし全て平型に交換することにします。
【RZ250R ヒューズボックス】などで検索すると同じように端子が折れてしまった人や平型に変更した人、移設など色々出てきます。
リペアキットがある
■ヤマハ用のヒューズボックスで8極カプラーで接続するように変更するキットがあります。オリジナルのルックスを保ちたい人にはこちらが良いかもしれません。価格は¥8000前後で出品されている事が多い様ですね。
平型ヒューズは3種類
■平型ヒューズには3種類あり平型、ミニ平型、低背となります。バイクには積載力的に小さい方が有利なので好みで選ぶのが良いかもしれません。このようなヒューズホルダーを利用してリペアをされる人が多い様ですね。
平型ヒューズ ホルダー
ミニ平型ヒューズ ホルダー
低背平型ヒューズ ホルダー
RZR-Room No.29Lさんの掲示板過去ログで2005年06月の中にある【6535.ヒューズボックス】で他社流用情報や施工例も記載されています。
一番簡単な方法で直す
■どうしようか色々考えてヒューズボックスなども購入しましたがスペース的に入らないので最終的に前オーナーが施した方法で平型端子のメンタにヒューズを直付けすることにしました。
そのままでは入らないので取り付けの邪魔になる部分は全てカットし、ボックスの中にキッチンスポンジを入れて蓋をすると上手く収まりました。蓋とベースのカットは割れてしまう事もあるので慎重に。
過去に配線が引き直されている部分があったので被覆を剥いて遡り処置してコルゲートチューブを被せて作業完了です。
■配線のルートは変わりました。端子は簡単に抜けませんしスポンジで密着させてあるのでしっかりと収まっています。もともとの配線の長さが微妙に違うのが功を奏して干渉しあうことなく収まります。
手間を考えるとこれで十分かと思います(私見)
★ヒューズが飛んでしまった時にアクセスするのが面倒な場所なので配線を引き直しするのなら移設も良いですね。サイドカバーの内側、シート下など。
ですがギボシやハンダの箇所が増えるほどトラブルの元になるので何もしないって考え方もありますし正解は良くわかりません😑
失敗例
■タンク下にギリギリ入ればこれでも良いかなと思いましたがクリアの蓋を取り付けると干渉します。他の場所に着けても良いのですが配線の引き直しも面倒ですし、裏の蓋が取れてしまうとバラバラになってしまい平面のみの設置となると場所が限られるので難しいかもしれません。なので付属のヒューズだけ使いました。
まとめ
■リペアキット、流用情報、汎用ヒューズボックス、ヒューズホルダー、移設など色々な方法があるので悩むところではありますが簡単に済ますなら平型ヒューズ直付けでしょうか。あまり人に勧める方法でも無いのですが安上がりで特に問題無いのでブログにしておきます。
不動や失火の原因になるのはイグニッションコイルの端子の場合もあるのでタンクを外したついでに見ておくのも良いと思います。僕のは綺麗な緑色でしたので。
それではまた!