かつてこんなに荒々しい車があったでしょうか?
■この動画が公開された頃に見てびびってしまいました😅
車輛について簡単にまとめてみたのでご覧ください
FIAT S76とは
■このS76は2台作られた内の初号機でダンカン・ピッタウェイ氏がレストアを行いました。ことの始まりは1909年には200キロを超えるブリッツェン・ベンツが登場。(21.5リッターこれも化け物)FIATもその記録に挑むべく実験部門のフリーチェ・ナザーロと作ったのがこのS76なのです。スペックも28.4リッター4気筒。。。
★ですがこの時のチャレンジでは200キロ出なかったみたいです。残念ですね。条件足りないとスペックだけでは到達しない最高速の世界ですからねぇ。
■記録のチャレンジ中は夜でもライトがいらないくらいマフラーから炎が出ていて、髪の毛はこげるは、地響きがする程の轟音だったみたいです。なので動画の車輌はしっかりレストアできていると思いますw
■そしてもう一度1913年にリベンジしまして213キロが正式に計測されたのですが!!計測のルールで制限時間があったらしく
★この記録は認められていません!なんじゃそりゃ?😅😅😅
■この当時のフィアットは老朽化したレーシングカーは壊してたので現存する車輛は少ないようです。なぜそんなことをしたのか気になりますね。実は技術を盗まれないようにです。昔の職人は情報隠すのが普通ですもんね。もったいないなと思いますが時代だったんですね。
■そう考えるとこの固体が生き残ったのは奇跡と呼べるかもしれません。
レストアされていく様子
■ちょっと気持ちの悪いノイズとピアノのノートから動画は幕を開けます。静かにそっと。。
■一体何の部品でしょうか?鈍い色を放っています。それと作業を見守る犬がいます
■恐らく板金作業で仕上げられたボディが出てきました。こんなサイズのボディを叩き出すのに一体どれくらいの時間と費用がかかるのでしょうね?奥の車が気になる😆
■シートも全て板金で加工されていますね。現存したパーツを磨いたのか、作り直したのかはこの動画では解かりませんが新規製作のような感じがします。
■出ました28.4リッターエンジン。燃費はいかほどなのでしょう?最高速チャレンジに作られたエンジンにエコを求めてもしょうがないですけどね😆
■これがフレームでしょうか。奥に置いてある車もなんなら紹介して欲しいのですがw
■映像はタイムラプスになり一気に組みあがっていきますそしてついに
■燃料が注ぎこまれていきます。わくわくしますねぇ。もうすぐですよ。
■ローライダーなどのホイールと同じ留め方ですね。ナットを専用のハンマーでしばきます。
■セルは無いのでフロントのクランクでエンジンスタートを試みます。回しきれなくなった後に手を離すと、少しラグがあってエンジンが馬鹿みたいに揺れて始動しました!!
ば、爆音です!!
PCのスピーカーそれなりの音がするのでちょっとびっくらこいたです。リアルすぎてたまんねっす。
■拍手喝采で幕を閉じるのでした。青い服の人がこのプロジェクトのリーダーなのかな?火入れもしましたしそんな雰囲気がしますね。